降りやまぬ雨、連続して出される避難注意や指示に、ただならぬ状況が差し迫っていると不安をつのらせました。岡山県の「安全で安心」神話を一瞬にして吹き飛ばし、未曾有の災害をもたらした西日本豪雨。被災された方々に、心よりお見舞いを申し上げます。

日々が過ぎるにつれ、被害が拡大していくのを目の当たりにし、親しい友や知り合い、そして親戚が、只中で過ごしていると思うと一層いたたまれない気持ちになりました。

しかし、支援の輪が瞬く間に広がって復旧していく姿に、人の優しさや強い絆が、一歩、前へ一歩と進む力の源になると思わずにはいられません。「できることをできるだけ」の思いが、少しずつ積み重なって、あの青い空と緑の木々、澄んだ空気と穏やかな川の流れが、一日も早く被災地に戻ってくることを願っています。その願いを込めて、清心なでしこ同窓会では、 山陽新聞社会事業団を通じ、義援金50万円を贈らせていただきました。

副会長 杉村 勝子(S47年卒)