「三宅素峰作品展 & 備前焼展」のご案内

 1月7日(火)~1月13日(月)

 「三宅素峰記念館」

 (倉敷市児島上の町一丁目)

 開館10時~17時。(入館無料)

■三宅素峰記念館について
倉敷市福江生まれ書家三宅素峰のアトリエだった児島の建物を活用し、長女の四宮京子が館長となって、2015年に三宅素峰記念館を開館。三宅素峰の書作品だけでなく絵画など他分野の展覧会も企画開催している。

■三宅素峰
素峰は神社の宮司の長男であったが、書の道に進み、指導者として長く教職(天城高校・清心女子高校)に就き、近代詩文書を提唱した書家金子鴎亭が中心となって1973年に近代詩文書作家協会を設立すると、素峰は翌1974年に岡山県近代詩文書作家協会を創立した(2000年岡山県近代詩文書道連盟に改称)。「現代の書」の在り方を問い続けた金子鴎亭は、漢字かな交じりの詩歌を書で表現する形式を確立し多くの書家を育成した。三宅素峰は、種田山頭火や尾崎放哉の自由律俳句などを素材にしており、素朴な書風に特色を持ち、漢字とかなが混じった近代詩文書を創作。ことわざや小林一茶の句など、なじみのある言葉を自由な筆遣いで表現してきた。素峰は2004年に亡くなり数多く作品を遺す。遺作展が地元で開催された後、三宅素峰記念館を開設。
http://soho-miyake.jp/